私が目指す整体・施術とは
ズバリ!!
1、2回の施術で痛みを軽減しお客様自身が自分自身の体の状態に意識を向けられ、痛みが出たとしても自分自身でセルフコントロールができるようになって頂くことを目指していきたいと思っています。
体も心もサポートしていきながら
痛みの根本原因や体の癖をご自分で理解していくことで、普段よりも動きすぎて痛みが出てきた際にも自分自身で対策を打つことができ、痛みが出ても怖くない。楽しく動くことができる状態へと自然に体が変化していければと考えています。
こう私が思うようになったのは今現在働いている整形外科での経験や今までの臨床で感じた事が大きく影響しています。
理学療法士になりたての頃は知識、技術が少なく、やる気と患者さんを少しでも良くしたい!痛みを取ってできることを増やしてあげたい!その思いだけでやってきていました。
当然、
「痛いところ」に「痛みの原因がある」
「痛い場所」 = 「原因」
と考えて日々考察を重ね真摯に向き合ってきました。
だけど、いくらそこを突き詰めてもなかなか痛みが取れない!
「できないこと」が「できる」になってこない。
今思い返せばそりゃそうだ! なのですが当時は意味が分からずいました。
その後は様々な勉強会に行ったり、いろいろなセラピストの話を聞き少しづつ
「痛いところ」に「原因はいない」原因は「体のほかのところにいる」
がわかってきました。
私のイメージですが・・・
痛いところ=下っ端の悪者
固くて普段痛くないところ=大ボス と表現していて
痛いところは下っ端の悪者なのでいくらマッサージでやっつけてもまた大ボスからの指令で痛みを出します。
なので大ボスをやっつけておかないと最初はよくてもすぐにまた同じ場所に痛みができてたり、別の場所にまた下っ端を作って痛みを出したりとしちゃうイメージです。
このイメージができてからは体を全体から見て、姿勢の確認や動作分析を中心にしながら大ボス(本当の原因)がどこにいるのか!の視点で評価をしています。
そしてこの考えと同じくらい私の中で大切だと考えているのが、
「もし、お客様一人一人が痛みの本当の原因がわかればいつでもご自分で対処ができる」
「大ボスを作り出している動作や姿勢、体の使い方の癖を知れる」
「何度も整体に来ることがなくなって、整体に来るために使っていた時間を大切な人達と過ごす為の時間に使うことができる」
つまり、セルフコントロールだと考えています。
治療ではこの考えを軸に評価し施術し問題点を説明しセルフエクササイズを伝えセルフコントロールへとつなげていけたらいいなと考えています。