セミナー開催 理学療法士・作業療法士が伝える妊娠中の腰痛について
初セミナー開催 理学療法士・作業療法士が伝える妊娠中の腰痛について
腰が痛い = ベルト ではありません
え?!そうなの? 知らなかった・・・
そう、意外と皆さん知らないんです。
じゃあ、何がいいの?
答えを知るには痛みを出している原因を知ることが必要!!
原因は
- 骨盤の不安定
- 筋肉が硬すぎる
これらが関わっています
その違いを判別できますか?
講座当日は
- 腰痛の原因について(解剖学的な視点を入れて)
- 判別の方法
- 日常生活へのアドバス
を皆さんにお伝えしたいと思います。
今回の講座で、理学療法士・作業療法士の視点で妊婦さんの腰痛についてお伝えすることで皆さんの目の前で困っている妊婦さんが笑顔で過ごせる事を願って!
日時:令和2年 2月24日(月曜日・祝日)
時間:10:00~13:00
場所:宜野湾市(詳細は参加確定後にメールにて連絡します)
詳細、応募: https://granyuidocoro.wixsite.com/mysite
妊婦さんの尿漏れには骨盤底筋群?!
妊娠中の尿漏れには骨盤底筋トレーニングが効果的?!
妊娠中に尿漏れでヒヤッとしたことありませんか?
例えば、急におしっこがしたくなって我慢できずに漏れていまう。
または重たいものを持ったり、しゃがんだ時や咳、くしゃみで尿漏れしていまう
不意に起こることが多いので替えのショーツを持っていたりナプキンで対応されている方も多いのではないでしょうか。
どうして妊娠する前は尿漏れはなかったのに妊娠したら起こってしまうのか?
原因はいくつかありますが大体は2つの理由が考えられます
①妊娠に伴って子宮が大きくなる事で膀胱自体を圧迫してしまう
②臓器を下から支えている骨盤底筋群が子宮が大きくなることで伸びきってしいまいキュッと止められない(イメージは伸びきったゴムの感じです)
尿漏れはずっと出てしまうものなの?治るもの?
妊娠の初期と妊娠後期で特に尿漏れしやすくなったり、漏れそうな感覚になりやすいです。
特に妊娠後期は胎児が大きく、出産に向けて体の下の方に降りてくるために膀胱を圧迫したり骨盤底筋群へ負担が大きくなって尿漏れを起こしやすい状況になっています。
なので妊娠の時期に応じて尿漏れしやすくなったり尿漏れしなくなったりします
期間的には妊娠中期でいったん尿漏れは落ち着いてきますが人によっては時期も過ぎても尿漏れがひどい場合もあります。
尿漏れ対策は?
①妊娠に伴って子宮が大きくなる事で膀胱自体を圧迫してしまう場合は妊娠中の姿勢が関係して肋骨が下に下がる事でより膀胱を圧迫してしまう事があります。
それに対しては、深呼吸で上半身に力を抜きながら固さを柔らかくしていけると肋骨が上に上がりやすくなって膀胱の過度な圧迫を軽減できます
②臓器を下から支えている骨盤底筋群が子宮が大きくなることで伸びきってしいまいキュッと止められない場合は、骨盤底筋群の弱さから尿道を閉めることが難しくなっているためトレーニングが必要です。
詳しい骨盤底筋群のトレーニングやそもそも骨盤底筋群ってどんなもの?と疑問に思った方はブログの骨盤底筋群に関する記事を読んで頂けるとわかりやすいかと思います。
今日も忙しい時間の中最後までブログを読んで頂いてありがとうございました。
最後に・・・もし今あなたの体に痛みがあれば、
その痛みが取れたらどんな楽しい事が待っていますか?
そのお手伝いがグランユにできれば幸いです
妊婦さん・産後ママに大事な骨盤底筋群!
妊娠中や産後のママに大切な骨盤底筋群
今日は骨盤低筋群についてです。
最近は耳にすることも多くなってきたワードではないでしょうか?
【骨盤底筋群】コツバンテイキングン
ゴッツイ名前ですが骨盤の底にある筋肉の集まりです。
出産後のママさんや妊娠中の方にとってはとても大切な筋肉達です!
何で大切かはのちほど紹介しますね。
骨盤底筋群がどんな形でどんな場所についているか知っていますか?
骨盤低筋群とは
骨盤低筋群は筋肉の集まりと伝えました。
場所は大体・・・股の下ですw・・・むしろ股間ですw
この股の下の筋肉たち、とっても大事なんです!!
具体的に何個の筋が集まっているかというと約15個の筋肉で構成されています。
この15個の筋肉が3層に重なってハンモックのようになっていて体の土台として縁の下の力持ちとして日々密かにんばっています。
そんな密かに頑張る骨盤底筋群ってどんな役割があるのか?
骨盤底筋群の役割とは
まず、骨盤の中に納まっている様々な臓器(子宮や膀胱とか)を支える役割。
そしてインナーマッスルと一緒に働いて姿勢を整えつつ、体のバランスを保つ役割もあります
妊娠中・出産後のダメージとは
なんで妊娠中や出産後に必要なのか?
妊娠の後期には子宮自体の重さが5kgを超えてくるため、重さが直に骨盤底筋群へのしかかってきてしまいます。
また、経膣分娩の場合、骨盤底筋群が伸びていくことで膣が徐々に広がってきて赤ちゃんの頭が出てくるため、伸びることでのストレスがかかります。(しっかり伸びきれないと自然に切れちゃったり、お医者さんがハサミで切ったりすることがあります)
これほどのダメージが妊娠中~分娩時にかかってきます。
また、出産後には腹圧性尿失禁という症状に繋がってくる可能性と、体の土台である筋肉が傷つくことにより姿勢や体のバランスを保つことが難しくなってきます。
とっても大事な筋肉だけど一番妊娠~出産でダメージを受けてしまう筋肉達なんです。
なので出産前にや出産後にトレーニングをしていくことで出産後のダメージや体の不調を軽減させていくことができるのではないかと考えています
そしたら、実際にはどうやって鍛えたらいいのか?
骨盤低筋群の鍛え方とは
まずはイメージを掴むのも骨盤底筋群を動かしていく大事な要素になってきます。
「尾てい骨をおへそに巻くように動かします」
もしくは
「膣から水を吸い上げるように動かします」
であったり、
「肛門を閉めるように動かします」
何か一つでもイメージできて力が入ればいいかと思います。
あとはその力が入った状態を姿勢を変えてもできるようになってこればコントロールはいいかと思います。
言われてもイメージが難しく、力が入っているかよくわからない・・・
という方はいつか一緒に練習しましょうw
あなたに合ったイメージを伝えながら骨盤低筋群の練習をサポートさせていただきます。
今日も忙しい時間の中最後までブログを読んで頂いてありがとうございました。
最後に・・・もし今あなたの体に痛みがあれば、
その痛みが取れたらどんな楽しい事が待っていますか?
そのお手伝いがグランユにできれば幸いです
産後の骨盤ってグラグラ?!
産後の骨盤は不安定?グラグラ?
みなさんこんにちは
今日も数あるブログからグランユのブログを選んでいただきありがとうございます。
産後の骨盤の状態知っていますか?
出産後に子供を抱っこしたり、買い物袋を持つ時とかに、骨盤がグラグラしたり、骨盤がはまっていない、立っていても踏ん張り切れない感覚になっていませんか?
今日は出産後の骨盤の安定性についての話になります。
妊娠中に女性の体は徐々に大きくなり、骨盤は赤ちゃんが外に出やすくなるように骨盤自体が徐々に広がって緩くなってきます。
どんな事が起こっているか簡単に説明すると、妊娠をするとホルモンの影響で骨盤の靭帯や関節(仙腸関節/恥骨結合)を緩めていきます。これは産道である骨盤が狭いと赤ちゃんがちゃんと出てこられないため、出やすくなるように体が変化していきます。
出産後は緩んだ靭帯や筋肉は3~6か月程度で妊娠前と同じくらいの状態に戻るといわれています。その間に不安定だった骨盤も筋肉の回復や靭帯の緩みが減ってきて徐々に安定してくるといわれています。
なので、産後6か月以内での骨盤がグラグラしたり、骨盤がはまっていない感覚というのは多少感じやすいかと思います。
この期間を過ぎてもまだ骨盤がグラグラしていたり、立っていて踏ん張り切れないと感じている方もいらっしゃると思います。
原因は人によって様々あるとは思いますが、個人的には体を支える土台となる骨盤底筋群やインナーと呼ばれている筋肉たちが何らか(筋肉自体が硬かったり、動かし方を忘れていたり)の影響で上手に(タイミングよく)使えていないためにグラグラしていたい、踏ん張れないと感じる事があると考えています。
骨盤が安定している状態ってどういう状態?
骨盤が安定している、グラグラしない状況とは骨と骨を繋いでいる靭帯と体を安定させる筋肉の二つが上手に協力しあって骨盤を安定させています。
骨盤は元々様々な臓器が収まっている大事な部分であり、体の土台です。
その土台をしたから支えているのが骨盤底筋群といわれている筋肉でハンモックのような筋肉でイメージは縁の下の力持ち!的な感じです。
この骨盤底筋群や骨盤の周りを取り囲んでいるその他の筋肉達が最終的には協力しあって体を支えていくことで踏ん張りやすく、安定している!という状態を作っています。
なので、妊娠中から骨盤底筋群の力の入れ方を覚えておくと出産後の忙しい時期にも体を動かしながら骨盤底筋群をしっかり使い骨盤の安定を高め、グラグラしない踏ん張りやすい体でいられるかと思います。
骨盤低筋群の力の入れ方については次回ブログで紹介していきたいと思います。
今日も忙しい時間の中最後までブログを読んで頂いてありがとうございました。
最後に・・・もし今あなたの体に痛みがあれば、
その痛みが取れたらどんな楽しい事が待っていますか?
そのお手伝いがグランユにできれば幸いです
運動について
あなたは運動をすればするほど体は良くなると思っていますか?
現在私は整形クリニックに勤務していて、老若男女問わず様々な方のリハビリをさせてもらっています。
その方達にリハビリという形で施術させてもらっていると時々、
「教えてもらった運動沢山やればやるほど良くなるんだよね?」
と聞かれることがあります。
その問いに対して・・・
あくまでも私個人の考えですが、
一概にその運動を沢山やればいいとは言いきれないなあと思っています。
積極的に提案した運動を取り入れていただけるのはとてもうれしいことです。
せっかく日常の忙しい中で時間を割いて運動をしていただくのであれば、効果を高めるような運動をしていただきたい。
そのうえで・・・
お客様一人一人評価してその方にあった運動を提案していきます。
その運動は痛みの軽減を図ったり体に足りない要素(効率よく体を動かす為の要素)を補うための運動などを提案していきます。
それらの運動を行うことで体をコントロールしている脳に対して刺激を入れているのと同じことになります。
そして脳は質のいい情報(運動の感覚)を受け取るとその情報をもとに体をコントロールしてくれます。
逆に質の低い情報(運動感覚)もしくは粗い情報(大雑把な運動)だとその情報をもとに体をコントロールします。
つまり、「運動の回数よりもどういう運動をしているのか、どこが動いているのかを認識する質が大切」だと考えています。
特に整体に来ていただいている時期は「質」が必要ではないかと考えています。
まずは少しの運動でしっかりと動きを認識して動いても大丈夫と体に思ってもらうようなイメージです。
少し痛みが落ち着いてセルフコントロールできてきたら体はある程度の負荷量の運動もこなせるようになってきていると考えられるのでその時期から「質より量」の運動を行っても大丈夫だと考えています。
なので教えた運動をいっぱい雑にやるより、少ない回数でいいので、しっかりと自分の体に意識を向けてあげてください。
それが大切だと私は思っています。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます。
あなたはなぜ痛みを取りたいですか?
その痛みが取れたら何をしたいですか?
その痛みが取れたらどんな楽しい事が待っていますか?
この問いがあなたの考えるきっかけになれたら幸いです。
お客様へ提供するもの
<何を提供していくのか・・・>
前回のブログでは痛みの本当の原因は別にあるとお伝えしました。
今回は実際にどうゆう手段で「本当の原因/大ボス」を探してやっつける!そしてそれをすることで私が何をお客様に提供していくのかを伝えていきたいと思います。
<具体的な介入方法>
今現在整形クリニックのリハビリで行っている流れを軸に「本当の原因/大ボス」を探し当てていく作業を行っています。
基本的には
①評価
②施術
③問題点を説明
④セルフエクササイズを伝える
⑤セルフコントロール
※まだ修行中でもあるのでその都度必要だと思うことを取り入れながらやっていく予定です
①の評価
・問診表を使って現在困っていること、痛みの場所、痛みが出るタイミングの把握
・姿勢、動作のチェック
・実際に体に触れながら筋膜の滑走が悪い部分(筋肉の固い部分)を探す
・筋肉の収縮を確認する
②の施術
その人の状態に合わせて色々と変わってきますが、基本的には足りない動きを体を
動かしながらやっていったり、柔らかいタッチで筋膜の滑走を促したりしていきま
す
③の問題点を説明
・評価と施術を繰り返しながら痛みを出している本当の問題点や動きを阻害している
問題点を説明しその次のセルフエクササイズへとつなげていきます
④セルフエクササイズ
・その方の課題や問題点に合わせ必要なエクササイズを提案する。
・生活の中に落とし込んでもらう
⑤セルフコントロール
・これは自宅に帰った後や、時間がたった後の話になりますが、
生活内で痛みが再度出てきたときにお伝えしたセルフエクササイズや動作を使って
いただきながら痛みをコントロールしていただくというのを考えています
これらの手段を使いながら実際はお客様に施術を行っていきます。
<本当に提供したいものとは・・・>
その上で、私がお客様に提供したい事は何なのか?を考えました。
もちろん痛みを取ってあげるというのは前提としてありますが、
私の中では痛みを取ったその先にお客様が大切な方達と一緒に過ごす時間や、やりたいことをやりたいだけやれる!
といえるような体の状態を提供できたらと思っています。
今、現在だけではなく、お客様のその先にある人生、未来を見据えています。
お客様の夢や目標、未来、誰のために頑張るかは一人、一人違います。
それらを達成するために必要なサービスであったり、手段は提供する私も一人一人に合わせ少しづつ違ってくると思っています。
ですが、どのお客様にも共通して「私が提供するもの」の根底にあるのは
「自分自身に目を、意識を向けてもらうきっかけを提供」
「大切な人達と楽しく過ごす為の体を良い状態へと導く」
この二つ
を大切にしていきながらお客様にサービスを提供させて頂きたい思っています。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます。
あなたはなぜ痛みを取りたいですか?
その痛みが取れたら何をしたいですか?
その痛みが取れたらどんな楽しい事が待っていますか?
この問いがあなたの考えるきっかけになれたら幸いです。
私が目指す整体・施術とは
ズバリ!!
1、2回の施術で痛みを軽減しお客様自身が自分自身の体の状態に意識を向けられ、痛みが出たとしても自分自身でセルフコントロールができるようになって頂くことを目指していきたいと思っています。
体も心もサポートしていきながら
痛みの根本原因や体の癖をご自分で理解していくことで、普段よりも動きすぎて痛みが出てきた際にも自分自身で対策を打つことができ、痛みが出ても怖くない。楽しく動くことができる状態へと自然に体が変化していければと考えています。
こう私が思うようになったのは今現在働いている整形外科での経験や今までの臨床で感じた事が大きく影響しています。
理学療法士になりたての頃は知識、技術が少なく、やる気と患者さんを少しでも良くしたい!痛みを取ってできることを増やしてあげたい!その思いだけでやってきていました。
当然、
「痛いところ」に「痛みの原因がある」
「痛い場所」 = 「原因」
と考えて日々考察を重ね真摯に向き合ってきました。
だけど、いくらそこを突き詰めてもなかなか痛みが取れない!
「できないこと」が「できる」になってこない。
今思い返せばそりゃそうだ! なのですが当時は意味が分からずいました。
その後は様々な勉強会に行ったり、いろいろなセラピストの話を聞き少しづつ
「痛いところ」に「原因はいない」原因は「体のほかのところにいる」
がわかってきました。
私のイメージですが・・・
痛いところ=下っ端の悪者
固くて普段痛くないところ=大ボス と表現していて
痛いところは下っ端の悪者なのでいくらマッサージでやっつけてもまた大ボスからの指令で痛みを出します。
なので大ボスをやっつけておかないと最初はよくてもすぐにまた同じ場所に痛みができてたり、別の場所にまた下っ端を作って痛みを出したりとしちゃうイメージです。
このイメージができてからは体を全体から見て、姿勢の確認や動作分析を中心にしながら大ボス(本当の原因)がどこにいるのか!の視点で評価をしています。
そしてこの考えと同じくらい私の中で大切だと考えているのが、
「もし、お客様一人一人が痛みの本当の原因がわかればいつでもご自分で対処ができる」
「大ボスを作り出している動作や姿勢、体の使い方の癖を知れる」
「何度も整体に来ることがなくなって、整体に来るために使っていた時間を大切な人達と過ごす為の時間に使うことができる」
つまり、セルフコントロールだと考えています。
治療ではこの考えを軸に評価し施術し問題点を説明しセルフエクササイズを伝えセルフコントロールへとつなげていけたらいいなと考えています。